nichiginwatchのブログ

日銀の発表を読む時間がない人へ 金融政策・物価・金利・円相場の要点を毎日解説|政治・海外・AIニュースも厳選

2026-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ロシア・北朝鮮のミサイル連携は何を変えるのか 最大120発と部隊派遣の意味

ロシアが、北朝鮮製の弾道ミサイルだけでなく、それを運用する北朝鮮軍の部隊も受け入れようとしているとの情報が明らかになりました。 ロイターは2026年8月5日、ウクライナ国防省情報総局、通称GURの当局者の話として、約90人で構成される北朝鮮のミサイル…

陸自「現地情報隊」の個人BSD問題とは何か 熊日第1弾から第4弾までの全貌

陸上自衛隊の対外情報部門が、国内の大学教授やNPO法人代表らについて、「愛国心」「対自衛隊感情」「性的嗜好」「異性関係」などを記録した個人データを組織的に蓄積していたのではないか。 熊本日日新聞が2026年7月22日に始めた一連の独自報道は、単なる個…

「トランプを止めなければ湾岸の生命線を叩く」――イランの警告とホルムズ通航案が示す戦争拡大の構造

「トランプを止めなければ、湾岸諸国の生命線を叩く」。 この表現は、イラン政府が公表した声明の直訳ではありません。ロイターが2026年8月6日に、複数のイラン高官、湾岸関係者、地域外交官への取材を基に報じた警告の核心を日本語で要約したものです。 ロ…

テザーの金保有が146トンに拡大 中央銀行級の買い手となった仕組みと限界

ステーブルコイン最大手のTetherは、2026年4~6月期に、米ドル連動型トークン「USDT」の準備資産として約14トンの金を追加しました。6月30日時点の保有量は約146.2トン、評価額は約188億ドルに達しています。 この規模は、多くの国の中央銀行が保有する金準…

ヘッジファンドが米国株を48億ドル買い越し 歴史的な資金流入が示すもの

ヘッジファンドが、直近1週間に米国株を約48億ドル、約7,200億円規模で買い越したとの市場データが報告されました。金額ベースでは、集計が始まった2008年以降で2番目に大きな週間買い越しとされています。 同じ週には、機関投資家が約38億ドルを売り越し、4…

米国企業決算、8月3〜5日の要点 AI投資の波及と市場の選別を解説

2026年8月3日から5日までの米国企業決算では、人工知能(AI)関連需要の強さが改めて確認されました。ただし、好調だったのはAI向け半導体企業だけではありません。データ解析ソフトウェア、電源制御用半導体、建設機械、発電設備など、データセンター建設を…

Palantir決算で売上93%増、株価29.5%高 AI需要が利益へ変わる仕組み

米国のデータ分析ソフトウェア大手Palantir Technologiesは、2026年8月3日の米国市場終了後、同年4~6月期の決算を発表しました。売上高は前年同期比93%増の19億3,546万ドル、調整後1株利益は0.41ドルとなり、いずれも市場予想を上回りました。 翌8月4日の…

イーライリリー決算を支えたMounjaroとZepbound 売上急増の仕組みと集中リスク

米製薬大手Eli Lilly and Company(イーライリリー)が2026年8月5日に発表した第2四半期決算は、糖尿病・肥満症治療薬の急成長によって市場予想を大きく上回りました。 売上高は前年同期比48%増の229億7,400万ドル、米国会計基準による1株利益は7.94ドルで…

Constellation Energyが利益見通しを上方修正 Calpine買収と発電所売却の意味

米電力大手Constellation Energy〔NASDAQ:CEG〕は2026年8月6日、2026年4~6月期の調整後利益が市場予想を上回ったと発表しました。年間の調整後利益見通しも引き上げています。 同時に、テキサス州のガス火力発電所「Brazos Valley Energy Center」を、電力…

Targa Resourcesの最高益を生んだ仕組み パーミアン増産とNGL一貫網を解説

米国のエネルギー中流事業者Targa Resources〔NYSE:TRGP〕は、2026年8月6日、同年4〜6月期の調整後EBITDAが前年同期比38%増の16億300万ドルとなり、四半期として過去最高を更新したと発表しました。LSEGが集計した市場予想の約14億4000万ドルも、およそ11…

Fiservが通期EPS予想を大幅に引き下げた理由 決済需要より深刻な利益率低下

米決済・金融技術大手のFiserv〔NASDAQ:FISV〕は2026年8月6日、第2四半期決算と同時に通期業績見通しを引き下げました。 調整後1株利益、いわゆる調整後EPSの予想は、従来の8.00~8.30ドルから7.20~7.40ドルへ変更されました。予想レンジの中心値で比べる…

Zoetisが通期見通しを再び引き下げた理由。ペット医療市場で何が起きているのか

動物用医薬品大手のZoetis(ゾエティス)は2026年8月6日、同年4~6月期の決算を発表しました。売上高は24億6,800万ドルで前年同期とほぼ同水準でしたが、市場予想の約25億ドルには届きませんでした。 調整後1株利益(EPS)は1.87ドルとなり、市場予想の1.86…

ConocoPhillipsの利益が2022年以来の高水準に。原油高とCEO交代を読み解く

米石油・天然ガス大手ConocoPhillips〔コンチネンタル・フィリップス、NYSE:COP〕は、2026年8月6日に2026年4〜6月期決算を発表しました。純利益は39億ドル、1株利益は3.23ドルとなり、一時的な損益を除いた調整後1株利益は3.24ドルでした。前年同期の純利益…

Keurig Dr Pepperの売上75.6%増をどう読むか JDE Peet’s買収と米国コーヒー低迷の実像

米飲料大手Keurig Dr Pepper〔KDP〕は2026年8月6日、同年4〜6月期の売上高が前年同期比75.6%増の73.1億ドル、調整後1株利益〔EPS〕が0.57ドルだったと発表しました。LSEGが集計した市場予想の売上高72.4億ドル、調整後EPS0.54ドルを、いずれも上回っていま…

サンディスク2026年度決算を徹底解説 売上3.7倍と粗利率84.6%を生んだ構造

米半導体メモリー大手のサンディスクは、米東部時間2026年8月5日、日本時間6日早朝、2026年度第4四半期と通期の決算を発表しました。第4四半期の売上高は89億6,500万ドル、GAAP純利益は69億300万ドルとなり、前年同期の赤字から急回復しました。 数字だけを…

ヨドコウが通期営業利益を25%上方修正 減益の第1四半期と増配をどう読むか

株式会社ヨドコウは2026年8月6日、2027年3月期の通期業績予想を大幅に引き上げました。営業利益は従来予想の103億円から129億円へ25.2%、経常利益は119億円から149億円へ25.2%、親会社株主に帰属する当期純利益は100億円から118億円へ18.0%の上方修正です…

米国の労働生産性が予想を上回る 単位労働コストとFRBへの意味

米国で、賃金が増えても企業の人件費負担が急増しにくい状態が確認されました。 米労働省労働統計局(BLS)が2026年8月6日午前8時30分、米東部時間、日本時間同日午後9時30分に発表した4~6月期の非農業部門労働生産性は、前期比年率1.4%上昇しました。ロイ…

有沢製作所が業績・配当・新工場投資を同時修正 AI・半導体材料の成長性と注意点

有沢製作所は2026年8月6日、2027年3月期の業績予想と配当予想を引き上げると同時に、岐阜県可児市で計画している新工場への投資額を約140億円へ増額すると発表しました。 通期の営業利益予想は59億円から65億円へ10.2%、経常利益は57億円から64億円へ12.3%…

日本と韓国の竹島問題はなぜ解決しないのか。歴史・国際法・2026年の現状

2026年8月6日、韓国軍は竹島周辺で防衛訓練を実施しました。韓国では「独島防衛訓練」などと呼ばれ、日本政府は同日、外交ルートを通じて抗議しました。韓国側による同種の訓練と日本側の抗議は繰り返されており、今回も島の管理状況そのものを変える出来事…

伊藤忠と日テレがテレビ広告を購買まで測定 ファミマデータ連携の仕組みと限界

伊藤忠商事と日本テレビ放送網が、テレビ広告を見た人の購買行動を定量的に検証するサービスを始めます。 2026年8月6日の日本経済新聞の報道によると、日本テレビ側の視聴情報と、ファミリーマートなどで得られる商品購買データを組み合わせます。スマートフ…

熊本地震被災地で自衛隊がブルーシート支援を開始 台風前の二次被害をどう防ぐのか

防衛省は2026年8月6日、令和8年熊本地震で損傷した住宅を台風13号による雨や風から守るため、自衛隊がブルーシートの展張支援を始めたと発表しました。 作業は同日午前10時から、熊本県八代市の鏡地区と千丁地区で始まりました。熊本県、熊本県建設業協会、…

米ISMサービス業で需要・雇用・価格が分岐 クック理事が利上げを排除しない理由

米国のサービス業では、需要の拡大、雇用の縮小、投入価格の上昇が同時に進んでいます。 米供給管理協会(ISM)が2026年8月5日に公表した7月のサービス業景況指数は54.1でした。前月の54.0から小幅に上昇し、サービス業全体が引き続き拡大していることを示し…

一松旬・主計局次長の東京税関長転出案は何を意味するのか 財務省人事と官邸主導の境界

朝日新聞は2026年8月6日、財務省の一松旬・主計局次長を東京税関長へ転出させる人事案が、7日に発表される予定だと報じました。記事では、一松氏が高市政権の政策に十分協力的ではなかったとして、官邸の強い意向が人事に反映された可能性が示されています。…

三菱電機はなぜ量子計算スタートアップJIJに出資したのか。研究加速の狙いと実用化への課題

三菱電機は2026年8月4日、量子コンピューターなどを活用した数理最適化ソフトウェアを開発するスタートアップ、JIJへの出資を発表しました。出資は、グローバル・ブレインと共同運営するコーポレートベンチャーキャピタル「MEイノベーションファンド」を通じ…

Apple対OpenAIの営業秘密訴訟 提携から却下申立てまでの全貌

2026年8月6日時点で、AppleがOpenAIや元Apple社員を相手取って起こした営業秘密訴訟は、まだ裁判所による事実認定に至っていません。 Appleは、OpenAIが元社員、採用活動、取引先との関係を通じて、Appleの未発表ハードウェア、製造技術、部品、サプライチェ…

保土谷化学工業の1Q営業利益63.4%増をどう読むか  有機EL回復と予想据え置きの理由

保土谷化学工業は2026年8月6日、2027年3月期第1四半期、すなわち2026年4~6月期の連結決算を発表しました。 売上高は128億8百万円で前年同期比12.5%増、営業利益は16億9百万円で63.4%増、経常利益は18億75百万円で50.5%増、親会社株主に帰属する四半期純…

ゼロ2026年6月期決算 新車低迷でも増収増益を維持した仕組み

車両輸送を主力とするゼロは2026年8月6日、2026年6月期の連結決算を発表しました。売上収益は1,505億56百万円で前期比1.8%増、営業利益は103億11百万円で0.8%増、親会社の所有者に帰属する当期利益は72億12百万円で0.5%増となりました。 増加率だけを見る…

オリックス1Q純利益161.8%増の内実 キオクシア利益と本業をどう分けて読むか

オリックスが2026年8月6日に発表した2027年3月期第1四半期決算は、営業収益が前年同期比17.4%増の8,766億28百万円、営業利益が11.7%増の1,339億19百万円、当社株主に帰属する四半期純利益が161.8%増の2,808億32百万円となりました。表面上は、売上規模の…

レーザーテックは減益でもなぜ回復局面なのか 受注2倍と次期増益の仕組み

レーザーテックが2026年8月6日に発表した2026年6月期の連結決算は、売上高と利益がそろって前期を下回りました。 売上高は2,304億85百万円で前期比8.3%減、営業利益は1,052億59百万円で14.3%減、親会社株主に帰属する当期純利益は774億85百万円で8.5%減で…

JX金属の通期上方修正を読み解く AI材料の成長と市況・譲渡益の切り分け

JX金属は2026年8月6日、2027年3月期第1四半期決算と通期業績予想の修正を発表しました。通期の営業利益予想を1,900億円から2,320億円へ22.1%、親会社の所有者に帰属する当期利益を1,140億円から1,410億円へ23.7%引き上げています。売上高予想も9,300億円か…